スペイン語の「好き」を表す動詞:me gustas, te quiero, te amo
スペイン語には「好き」を表す表現がいくつかあります。今回はよく使われる
me gustas/te quiero/te amo
について説明していきます。
Me gustas (君のことが好きだ)
Me gustasのように動詞gustarを使った場合は、この三つの中では一番弱い言い方になり、広い意味で「好き」という意味になります。誰かのことを恋愛感情を抱いて好きということもできれば、人として好きや、物、「-をするのが好き」などにも使えます。
Me gusta tomar cerveza.
ビールを飲むのが好きだ
Me gustas tú.
君のことが好きだ(ただ単に好き(嫌いじゃないのほうに近い感覚))
Me gustan las personas que se rían much.
よく笑う人が好きだ
例文を見てもわかる通り、「好き」という感情はあるものの、深い感情ではないことが分かります。
Te quiero (君のことが好き/愛してる)
Te quieroは三つの中でおそらく一番使われる頻度が高いです。スペイン語を話す人は例えば家族に言ったり、親しい友達や恋人など、よく知っている人に言ったりします。gustarとは違って、基本的には人に対して使われ、物につかわれることは稀です。
*動詞を見てもわかる通り、quererは欲しいという意味も含むので文脈を見て意味を見極めることが必要な場合もあります。
Te quiero mucho.
君のことが大好き
*目的語代名詞が使われない場合は目的語の前にaを入れることが必要です、しかし「-がほしい」という意味で使われている場合はaは入りません。
Mis hijos quieren a sus abuelos.
私の子供はおばあちゃんとお爺ちゃんが大好き
Mis hijos quieren heldos.
私の子供はアイスがほしい
gustarよりもいっそ感情が入っていて、「好き」よりも「大好き」や「愛してる」寄りの意味になります。
te amo (君の事を愛してる)
te amoはほとんどの場合は恋人の間で使われ、amarは三つの中で最上級の「好き」を表す言葉です。ものに対しても使うことができないわけではありませんが、基本的には人に対して使われます。
Él no me amaba.
彼は私のことを愛していなかった
人の目的語に対して使われるときは、quererと同じようにaが必要になります
Amo mi trabajo.
自分の仕事大好き
Amo a mis padres.
両親の事が大好きだ
このショートフィルムはamarについての映像作品です↓
https://youtu.be/JE8AzgeMz1g
そのほかの「好き」を表す動詞
te adoro (君のことを愛してる(尊敬の念も含めて))
人に対して
Adoro a mi padre.
父親を愛している(尊敬している念も含めて)
me encantas(君のことが大好き(me gustasよりも上の表現))
人や物に対して使われますが、quererほど感情がこもっていません
Me encantan las empanadas.
エンパナーダ大好き
Me encantas.
君のこと大好き
今回は「好き」という表現についてやっていきましたが、ほかにもリクエストがあれば気軽にコメントしてください。
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