冠詞

11月 23, 20161月 3, 2017スペイン語の文法

冠詞とは、名詞の前におかれ、その名詞の特定性を表します。 この表現は日本語には無い表現なので、しっかりと重要性を話していきます。

まず、冠詞には二種類あり、最初に取り上げていくのが定冠詞です。定冠詞は、特定されたものや一般的なことを表すときに使われます。

定冠詞 “el”と“los”は以下のように使われます。

¿Sabes el chico que conocí ayer? 昨日会ったあの男の子知ってる？(特定の）

*¿Sabes los chicos que conocí ayer?　昨日会ったあの子たち知ってる？(特定の）

Me gusta la mujer generosa. 私は優しい女性が好きだ。(一般的に)

Las mujeres en Japón son tímidas.　日本の女性は恥ずかしがり屋だ。(一般的に)

*もし、複数の中に女性と男性名詞が一緒に含まれていたら男性名詞の複数形を使う。

不定冠詞は、特定されていないものを表すときに使われます。

Quiero un carro. 車がほしい。(特定されていない車)

Conocí unas chicas ayer. 昨日、女の子たちに会った。(知らない女の子たち)

このようにわかるとおり、日本語ではほとんど違いがありませんが、スペイン語では全く違う意味になってしまうので、しっかり用法を覚えて進みましょう。