Loísmo/laísmo/leísmoとは?
スペイン語の間接目的語と直接目的語は三人称以外の形がすべて同じでとても紛らわしいと思う人がたくさんいると思います。しかし、スペイン語を話す地域によって片方を好む傾向がみられることがありそれらのことをloísmo/laísmoもしくはleísmoといいます。
Loísmo/laísmoは間接目的語代名詞が適用と考えられる場合に直接目的語を用いることです。例えば、本来 le hablé anoche というべき時にlo hablé anocheということです。文法的に考えれば、間接目的語が使われるべきですがこのように直接目的語を「好む」傾向のことをloísmo/laísmoといいます。この傾向には理由がちゃんとあります。ただこのようにしゃべる人たちがスペイン語の文法を理解していないというわけではなくただ単に間接目的語代名詞は直接目的語代名詞よりも曖昧なところがあるからです。
例えば、Le hablé anoche. だけでは三通りの解釈ができます。(彼と/彼女と/あなたと昨夜話した。) なぜなら三人称単数形の代名詞は間接目的語では同じだからです。
しかし、直接目的語代名詞を使えばはっきりと誰と話したかわかるので話がしやすいということになります。
Lo hablé anoche. (彼と/あなたと昨夜話した。)
La hable anoche. (彼女と/あなたと昨日話した。)
Loísmo/laísmoと反対に、もちろん間接目的語代名詞を好むleísmoもあります。主にスペインで見られることが多く本来lo veo. というべきところをle veo.ということがあります。
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