語幹母音変化動詞
まず初めに、語幹とは何かを話していきましょう。動詞の語幹とは接尾語、この場合は動詞の語尾を抜いたところのことを語幹と言います。
tenerを例にして考えると、語尾はerなので語幹はtenとなります。そして、名前の通り、母音しか変わることはありません。全部で3タイプあり、それぞれ下のように変わります。
o →ue
dormir 寝る
acostarse ベットに行く
volver 帰ってくる
jugar 遊ぶ
almorzar ランチを食べる
dormir | 単数 | 複数 |
一人称 | duermo | dormimos |
二人称 | duermes | dormís |
三人称 | duerme | duermen |
e→ie
pensar 考える
*tener 持つ
entender 理解する/わかる
preferir 好む
sentirse 感じる
venir 来る
querer 欲する
despertarse 目が覚める
pensar | 単数 | 複数 |
一人称 | pienso | Pensamos |
二人称 | piensas | Pensáis |
三人称 | piensa | piensan |
e→i
pedir 頼む
vestirse 着る
pedir | 単数 | 複数 |
一人称 | pido | pedimos |
二人称 | pides | pedís |
三人称 | pide | piden |
Nosotrosとvosotrosは語幹母音変化に影響されることなく不定詞の時の語幹が使われます。
実は、「L」の形を思い浮かべることで簡単に覚えられます。
Volver
Yo vuelvo nosotros volvemos
Tú vuelves vosotros volvéis
Él vuelve ellos vuelven
このように、Lの形を思い浮かべてLの中の活用形の動詞は新しい語幹を、外のものは不定詞の語幹を使います。
*tenerの一人称単数の活用形”tengo”だけ完全に不規則です。(tengo, tienes, tiene, tenemos, tenéis, tienen)
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