受動態・受身形

9月 3, 2019

英語の受身は日本語ほど使われることはありませんがしっかり知っていてほしい文法の一つです。

受身形は基本的に「(文法上の主語が)~される」と訳されます。

作り方について学んでいきましょう。

形成の仕方

基本的な受動態の場合、基本的に下のようにBE動詞+過去分詞形(以下pp: Past Participle)の動詞という形になります。

Those cars are made in China. (それらの車は中国で作られている

過去分詞形(Past Participle)とは?

過去分詞形とは受身や完了形において使われるもので、過去形と同じ形をとるものもありますが、過去形とは違う形をとる動詞もあります。下の図が原形、過去形とともにタイプ別にまとめた図になります。

主な過去・過去分詞形での不規則動詞

原形過去形過去分詞形
不規則bewas, werebeen
dodiddone
eatateeaten
gowentgone
d>>tbendbent
buildbuilt
>>ughtcatchcaught
buybought
ee>>ebleedbled
meetmet
–tdreamdreamt *dreamedも可
burnburnt
feelfelt
_o_ >> -enwritewrotewritten
wakewokewoken
choosechosechosen
-ow>>-ew>>-ownblowblewblown
flowflewflown
A>>B>>Acomecamecome
becomebecamebecome
runranrun
_a_ >> _u_drinkdrankdrunk
beginbeganbegun
-ear >> -ore >> -ornbearboreborn
wearworeworn
teartoretorn
–tcast
cut
set
hit

など

他にもいろいろな不規則な動詞がありますが、よく使われるものを上げてみました。

形容詞的役割をすることも

PPは受動態のほかにも形容詞のような役割をすることがあります。

例文)

Secondhand stores have lots of used clothes. リサイクルショップにはたくさんの古着(使われた服)がある。

They are trained soldiers. (彼らは鍛え上げられた兵士たちだ)

さらに、完了形や未来形などの他の時制/法での受け身も説明していきます。

過去形:was, were + 過去分詞形(以下PP)

He was hit by a car. (彼は車にはねられた)

進行形:be動詞 + being + pp

That tree is being torn down. (あの木は今倒されている)

未来形:be going to + be + pp / will + be+ pp

My house will be painted in white. (私の家は白でペイントされる)

完了形:have, has, had, will have + been + pp

She has not been *yelled at like that. (彼女はこんな風に怒鳴られたことがない)

*前置詞などがついている句動詞は一つの動詞とみなされ前置詞はその動詞の後に続きます。

仮定法:be, were, *was, had been + pp

If I were hit by a car, I would have to go to a hospital. (もし車にはねられたら病院に行かなければいけないだろう)

*口語的にはwasも可

条件法:would + be + pp, would have + been + pp

I would have been arrested if my friend had not stopped me. (もし友達が止めてくれなければ、僕は捕まっていただろう)

以上が基本的な受動の使い方でした。もし質問等あれば気軽にコメントをください。さらに、説明して欲しいトピックなどあればリクエストも気軽にしてください。