助動詞について

今回は、英語の助動詞についてそれぞれ説明していきます。

助動詞とは、文字通り助動詞の後にくる動詞を助けるため、意味を加えるためにあります。特徴として、助動詞の過去形がある場合がありますが、基本的に普通の動詞のように形を変えるわけではありません。

特徴

現在形の三人称単数でも-sがつかない *cans >>> she can

現在分詞形(-ing)・過去分詞形(-ed)の形はない *canned >>>she could

他の動詞なしでは成り立たない *I can English >>> I can speak English

他の助動詞やtoを前に置くことはできない *I will can go home >>> I will be able to go home (置き換えが必要)

 

can:「できる」

He can run 100 meters in 10 seconds.

彼は百メートル10秒以内で走れる

could:「できる」「できた」

He could run 100 meters in 10 seconds.

彼は百メートル10秒以内で走れた

shall:「する」

I shall return tomorrow.

明日戻ってくる

should:「するべき」

ought to:「するべき」

I should/ought to study for exam tomorrow.

明日の試験のために勉強するべきだ

will:「する」

I will go to Brazil tomorrow.

明日ブラジルに行く

would:「するだろう」

I would fly if I could.

もしできるなら空を飛ぶ

may:「かもしれない」「してもいい(許可)」

might:「かもしれない」

He may/might study abroad.

彼は留学するかもしれない

You may go home now.

あなたはもう帰っていいですよ

must:「しなければいけない」「に違いない」

He must study 4 hours a day.

彼は一日4時間勉強しなければいけない

He must be a nice guy.

彼はいい男の人に違いない

普通の動詞での言い換え

助動詞ではなく、普通の動詞での言い換えもできます。これは、ほかの助動詞と併用して使いたいときに使えます。

can/could >>> be able to

I will be able to go home by 5.

五時までに家に帰ることができるだろう

shall/will >>> be going to

He might be going to be on the news

彼がテレビで報道されるかもしれない

should/ought to >>> be obligated to

She will be obligated to study before exam.

試験の前に彼女は勉強しなければいけない

may (許可の意味) >>> allow…to

My parents won’t allow me to travel alone.

私の両親は一人旅をさせてくれない

must >>> have to/need to

You will have to/need to study hard.

あなたは一生懸命勉強しなければいけないでしょう

助動詞+ have + PPで過去のことを表す事ができる場合もあります

could have:「できたかもしれない」

I could have played better.

もっといいプレーができたかもしれない

should have:「するべきだった」

I should have told you before.

前にあなたに言っておくべきだった

would have:「そうしていた」

I would have been rich if I had had a lot of money.

もしお金をたくさん持っていたらお金持ちだっただろう

may have:「そうしていたかもしれない」

might have:「そうしていたかもしれない」

I may/might have been in trouble.

問題に巻き込まれてたかもしれない

must have:「だったに違いない」

She must have been in Australia.

彼女はオーストラリアにいたことがあったに違いない

助動詞についてまとめてみました。もし質問等あれば気軽にコメントをください。さらに、説明して欲しいトピックなどあればリクエストも気軽にしてください。