英語の群動詞のすばらしさ
群動詞とは、動詞+副詞/前置詞で形成されているフレーズで、使われている動詞と全く違う意味で使われます。すごく一般的に使われている動詞(come/get)からなる群動詞を集めてみました。
come up with (=think of) 思いつく
come up to (=approach) に近づく
come about (=happen) が起こる
come across (=encounter) に出会う
come after (=chase) を追いかける
come back (=return) 戻る
come down with (=get sick) 病気になる
come forward (=go to police) 警察に行く
come off (=be a success, stop using drugs) 成功する、ドラッグをやめる
come out (=appear, go outside, be released, say that one is a gay) 現れる、外に行く、出版される、公開される、ゲイだと告白する
come over (=visit) 訪れる
come to (=regain conscious, reach) 意識を取り戻す、とどく
come under (=classified) カテゴリーに入れられる
etc.
get up (=stand up) 起きる
get on (=board) 乗る
get in (=enter) 入る
get off (=alight) 降りる
get out of (=go outside) その場から立ち去る
get along [with] (=be familiar [with]) [と]仲のいい
get away [from] (=escape [from]) [から]逃げる
get down to (=start) 始める
get out (=go outside) 外に出る
get over (=recover, stop thinking about someone) 回復する、過去の人を忘れる
etc.
そもそも、なぜ一種類の動詞でこれほどまでの表現が生まれたのでしょう?最初、群動詞は前置詞の意味を直接動詞に反映させただけの動詞でした。(get away:逃げる) get=動く away=離れる。しかし、比喩的にあらわされるようになってからはもう動詞と前置詞だけで意味を推測するのはだいぶ難しくなってしまい、さらに数もたくさんになったということです。(come down with: 病気になる)come=来る down=さがる with=-と?
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