英語でのYes/No Questionの質問のしかたと答え方

英語では質問の仕方で意味が微妙に変わってくることがあるので、一つ一つ説明していきます。

肯定形の質問

「-ですか」と訳される普通の質問です。

BE動詞の場合

Is she from here?  彼女はここで生まれましたか?(質問)

(She is from here.)

主語(She)とBE動詞(is)の順番を入れ替えて疑問形を作ります。

助動詞の場合(may, might, should, shall, will, would, have)

Should I take a break? 休むべきかな?(質問)

(I should take a break.)

Have you seen him? 彼見かけなかった?(質問)

(You have seen him.)

BE動詞と同じように主語と助動詞を入れ替えて疑問形を作ります。

現在形と過去形の通常動詞の場合

Does she like lasagna? 彼女はラザニア好きかな?(質問)

(She likes lasagna.)

Did you see him? 彼を見かけた?(質問)

(You saw him.)

Do you work 5 days a week? 週5日働いてる?(質問)

(You work 5 days a week.)

do/does/didを文頭に持ってきて、元の動詞を原形にします。

付加疑問文を使った肯定形の質問

付加疑問文は「-だよね?」と確認を求める感覚で使われます。

BE動詞の場合

She is from here, isn’t she? 彼女はここで生まれたよね?(確認)

(She is from here.)

助動詞の場合(may, might, should, shall, will, would, have)

I should take a break, right? 休むべきだよね?(確認)

(I should take a break.)

You have seen him, haven’t you? 彼を見たことあるよね?(確認)

(You have seen him.)

現在形と過去形の通常動詞の場合

She likes lasagna, right? ラザニア好きなんだよね彼女?(確認)

(She likes lasagna.)

You saw him, didn’t you? 彼を見たんだよね?(確認)

(You saw him.)

You work 5 days a week, right? 週5日働いてるんだよね?(確認)

(You work 5 days a week.)

否定形の質問

「-じゃないの?」という風に訳されます。思っていたことと違うので驚きの意も含みます。

BE動詞の場合

Isn’t she from here?  彼女はここで生まれてないの?(驚き・質問)

(She is not from here.)

同じように主語(She)とBE動詞(is)の順番を入れ替えて疑問形を作りますが、is notは短縮形のisn’tにしなければいけません。

助動詞の場合(may, might, should, shall, will, would, have)

Shouldn’t I take a break? 休むべきじゃないの?(驚き・質問)

(I should not take a break.)

Haven’t you seen him? 彼見かけなかったの?(驚き・質問)

(You have not seen him.)

BE動詞と同じように主語と助動詞を入れ替えて、助動詞とnotを短縮形にして疑問形を作ります。

現在形と過去形の通常動詞の場合

Doesn’t she like lasagna? 彼女はラザニア好きじゃないの?(驚き・質問)

(She doesn’t like lasagna.)

Didn’t you see him? 彼を見かけなかったの?(驚き・質問)

(You didn’t see him.)

Don’t you work 5 days a week? 週5日働いてないの?(驚き・質問)

(You don’t work 5 days a week.)

上と同じように普通の疑問文に短縮形のn’tをつけて作ります。

付加疑問文を使った否定形の質問

「(まさか)-じゃないよね」というように訳され、もう知っていることの確認として質問されます。

BE動詞の場合

She is not from here, right?/, is she?  彼女はここで生まれてないよね?(当然のことの確認)

(She is not from here.)

助動詞の場合(may, might, should, shall, will, would, have)

I shouldn’t take a break, should I?休むべきじゃないよね?(当然のことの確認)

(I should not take a break.)

You haven’t seen him, right? 彼見かけなかったよね?(当然のことの確認)

(You have not seen him.)

現在形と過去形の通常動詞の場合

She doesn’t like lasagna, does she?彼女ラザニア好きじゃないんでしょ?(当然のことの確認)

(She doesn’t like lasagna.)

You didn’t see him right? 彼を見なかったよね?(当然のことの確認)

(You didn’t see him.)

You don’t work 5 days a week, do you? 週5日働いてないんだよね?(当然のことの確認)

(You don’t work 5 days a week.)

質問の答え方

yes/no questionの場合、日本語と英語では答えが違う場合があるのでしっかり説明していきます。

英語:自分を中心に自分の答えをそのまま言う

日本語:聞かれた質問を中心に質問に答える

例文

肯定形の場合

Do you know how to cook? 料理できる?

-Yes, I do. はい、できます。

You like her, don’t you? 彼女のこと好きでしょ?

-No, I don’t. いや、好きじゃないよ。

上のように肯定形の場合は「はい」は”yes”の意味になります。

否定形の場合

Don’t you know him? 彼のこと知らないの?

-Yes, of course I know him. いいや、もちろん知ってるよ。

You haven’t been to Europe yet, have you? ヨーロッパ行ったことないよね?

-No, I haven’t. はい、行ったことないです。

しかし、否定形の場合上のように「はい」は”yes”とはなりません。

英語:自分が知っているか知らないか/行ったことがあるかないかの質問に答えている

日本語:聞かれた質問の真偽をまず答えている

よって、肯定形の質問を否定形にすると英語では答えは変わらなくても、日本語では答えが変わる場合があります。

例(猫が好きな場合)

Do you like cats? You don’t like cats, right? 

-Yes, I do. (どちらの質問に対しても)

猫は好きですか?猫は好きじゃないですよね?

-はい、好きです。

-いいえ、好きです。

 

今回は質問を紹介していきました。もし質問等あれば気軽にコメントをください。さらに、説明して欲しいトピックなどあればリクエストも気軽にしてください。